安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

「党首討論」

 党首討論が久々に注目された。 二大政党制の頂点に立つ党首討論
はまさに議会の華だ。 与野党の党首が次期総選挙での首相の座をか
けて白熱の討論を定期的に行うことで、それぞれの政治的力量を国民に
さらけ出し、リーダーとしての資質を問われるのが大切だと思う。
 これまでは、国会運営上の駆け引き材料に党首討論が使われていて、
双方とも自分たちの都合のよいときの開催を主張ばかりして実現がまま
ならなかった。 今回はようやく実現出来て双方にとって本当によかった。
 たぶん麻生首相も鳩山代表もこの45分間のために週末のかなりの時
間を割いてスタッフと準備をしたはずだ。 「今、国民が何をテーマとして
取り上げるのを望んでいるのか」や「自らの主張をより理解してもらうのに
何をたとえ話にすればいいのか」などあらゆる角度から分析を重ね内容
を決めているはずだ。
 実は、鳩山代表が以前党首討論を行っていた時に私は党の企画委員
長代理で手伝っていたので、大変さをよく知っている。 「何でこの分野は
取上げないのか」や「首相の話にもっと反撃しろ」とかさまざまな意見が討
論の前後に党内やマスコミなどから寄せられる。 しかし、45分の中で取
上げるテーマは限られる。 むしろ何を削るかで本人もスタッフもへとへと
になるのである。
 鳩山さんは正直でまじめなので準備した順番通りにきちっとやる人だ。
麻生さんも話は意外と堅くて準備していたメモに目をやることが多かった。
つまりは、意外性のある場外戦が無かった分面白みにかけたかもしれな
い。 ただ、会場は総選挙を控えて双方の応援団も力が入り相手の話が
聞き取りにくいくらい騒然としていた。
 この緊張感こそがまさに、党首討論なのである。 今、この場に出られ
るのは内閣総理大臣と野党第一党党首だけだ。 
 その重みと責任を自覚してもらって今後とも、双方のリーダーが政策は
もとより歴史観や哲学さらには人生観までもさらけ出し指導者としての力
量を競い合う場として定着させていきたいものだ。

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「 なつかしいわが家 」

 短期決戦の代表選挙は、結局組織力で勝る鳩山幹事長が勝利をお
さめた。 岡田副代表は95票を取り善戦したが及ばなかった。 この選
挙の分岐点はやはり、16日投票の日程を決めた役員会と常任幹事会
にあった。 もし週をまたいでの投票だったら選挙結果は違ったものにな
っていた可能性もあった。しかし、結果が出た以上それを受け入れなけれ
ばならない。
 民主党は今週から鳩山代表と岡田幹事長の新体制になり政権取りに向
けた再スタートを切った。  総選挙の準備と政権交代時の対応を早急に
作らねばならない。 今までは,何でもかんでも小沢代表が一人で抱え込
んでそのほかの幹部は情報過疎になることが多かったように見える。 だ
からこそ、今度は鳩山代表のもと全員野球で悲願の政権交代を成し遂げ
なければならない。
 ところで、一部新聞に役員会での様子を面白おかしく書かれて私と野田
幹事長代理、長妻政調会長代理、さらに福山政調会長代理が「4人組」と
揶揄されるようになった。 これも、今回の民主党政局の副産物ではある
が、当事者は結構迷惑している。 
 確かに、我々は全員この短期の代表選挙日程に強く反対した。また、現
職だけではなく衆議院の候補予定者も有権者に加えよと主張した。 それ
で小沢前代表に一喝されたことは、事実である。 しかし、その後の役員会
でも我々だけでなく長老議員などから我々と同じ意見が寄せられ執行部が
対応に追われた。 つまり、ことさらに4人だけ反対したように思われるの
は、残念なのである。
 当時のことを冷静に思い起こすと、小沢さんも随分と興奮していたように
思う。 一日二日代表選挙を延ばすくらいなんだと私も正直ムッと思ってい
たが、しかしこの選挙結果と岡田さんの国民的人気を考えればやはり、こ
とさらに急いだ小沢さんの方が何枚も上手だったと言うことだろう。
 でも、不思議なことだが、鳩山代表岡田幹事長の新執行部のすわりが何
とも言えずいいのは何故だろうか。 何か党に風通しのよさが戻ってきた感
じがする。鳩山代表の人柄と岡田さんの律義さがもたらす空気は心地よい。
なつかしいわが家に帰ってきた感じだ。 とにかく、落ち着いて本当によか
った。   

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「ただいま、選挙中」

 月曜日に小沢代表が辞任して、新しい代表を選出することになった。
私は、選挙期間をもう少し長くしてもいいのではないかと思ったが、明日
の投票に決定した。 とにかく党の信頼の回復を図る代表選挙にして、そ
の勢いで総選挙に臨みたいと思っている。
 私は今回、民主党のイメージ一新を図るためにも、岡田副代表を推薦
している。 鳩山幹事長も、もちろん代表にふさわしい大政治家だ。 
特に今回の小沢問題では、民主党を危機的な状況から救ってくれた。 
その貢献は大きい。
 しかし、総選挙を目前に控えて政権交代を確実なものにするためには
岡田副代表の「顔」が必要だ。 岡田、鳩山、菅の新トロイカ体制で一大
決戦に臨んだらどうだろうか。
 とにかく、ただいま、選挙真っ最中なので、今週はこの辺で終わらせて
もらい反省と感想は来週とさせてもらいます。 あしからず。
  
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