安住淳が斬る!

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「修正協議と問責」

今週は問責決議案をどうするかでずいぶんと党内で時間を費やした。
結論的には、道路問題や後期高齢者医療制度への政府の対応につ
いて、党としての明確な意思表示が必要ということで、来週には提出
の方針となった。 

支持率20%ということは、すでに国民から不信任を受けているような
ものであるが、参議院としての意思も必要だ。 ただしこの問責の為
に、オウム被害者の救済法や、アスベスト対策法など人道上成立させ
たい法律を犠牲に出来ないので、国対で自民党と話し合いを続けてい
る。 終盤国会は、公務員制度改革を皮切りに与野党の法案修正協
議の連続であった。 前向きな修正は悪いことではない。しかし、現場
では委員会質疑を飛び越えて、いきなり修正合意となるケースが多い
ので私の方から担当者に厳重注意をした。 何故かというと、国民から
見て、法律のどこに問題があって、与野党はどこを修正協議したのか
議事録に残しておきたいからだ。 そうでないと、修正協議のプロセス
がまったく歴史に埋もれてしまう恐れがある。 民主党の各委員会の責
任者は政策通が多いので、時にのめり込んで、与党との話し合いには
まってしまう。 しかしこれは、与党にとっては、一つの作戦でもある。
政策実現も大事ではあるが、あまりにも修正協議をやりすぎると対決色
が薄まってしまう。 

本当にねじれ国会の対決はいろんなバリエーションがあってこちらも勉
強になる。 悩ましいことの連続だ。 やはり法律の対応にはメリハリが
必要だ。対決するところはとことんやる。 逆に人道上必要なものについ
ては修正合意をめざす。 この辺をうまくハンドリングしないと現場が混乱
してしまう。 たぶん、来週で国会は終わるだろうが今国会での教訓を次
の国会に生かしていく必要がある。 すべてのことが初体験だったので、
その最前線にいた者の一人として、貴重な経験を今後に生かしていきたい。


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