安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

「ハードルレース」

臨時国会の開会日をめぐる与党の混乱は、ちょっとした政局という観
がある。 やはり公明党は、福田首相ではダメだと言っているようだ。 
開会日を来月後半と突っ張ったり、こんどは会期をできるだけ短くと主
張したり、まるで福田さんを困らせる為の一種の「いちゃもん」のように
も見える。 このまま臨時国会を迎えれば、総解散含みの国会になる
のは間違いない。 そのとき、福田首相で解散するのか、それとも麻生
氏でやるのか。 さらに解散は12月から1月にかけてなのか。 それと
も予算成立後4月なのか。 与野党の関心はまさにこの点に尽きるわけ
だ。

 給油法案をめぐる自民党と公明党の思惑の違いははっきりしている。 
また、大型補正予算の話はバラマキ型の自民党の先祖返りを連想さ
せる。 財政再建をめざす改革派との対立をはたして首相はどう裁く
のか見ものだ。

 民主党も代表選挙をどう乗り切るのか。 私は民主党の政権交代をど
うして実現するのかという 一点ですべてを判断している。 政権交代を
めざす総選挙にとって、代表選挙はプラスかマイナスか。 また、本当に
首相になる資質と資格を持ちえたリーダー同士の戦いにならなければ代
表選挙は意味がないと思っている。 多くの民主党所属の議員は、私と
同様にひとりもこぼれずに今の勢いのままに総選挙に臨むことをベスト
の道だと考えているのだと思う。 それだけ政権交代は我々にとって命
がけのものであり、この道にとって障害となることは好ましくないと考えて
いるのだ。 マスコミがはやしたてるのに乗っての出馬は慎まなければな
らない。 いずれにしても民主党がこの代表選挙をどうさばくのか臨時国
会前の大きなハードルだ。 これからは、オリンピックのゲームと同じで、
うちも自民党も110メートルハードルのレースと同じである。 一つ一つの
ハードルにひっかかった方が総選挙で負ける。 緊張感が出てきた秋が
始まった。


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