安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

「吉田 茂の孫と言うだけ」

朝日新聞によると、明治維新以来140年の近代日本の歴史の中で、
選挙で政権を争い、もし選挙で政権交代をしたら史上初めてのことだという。
この記事は、興奮気味にこのことを記していたが、言われてみれば、こんな
西欧諸国では実にあたりまえのことが、なかなか実現出来ずにここまで来て
しまったわけだ。 政党も国民も大いに反省しないといけないと思う。官僚に
好き勝手させてきたのは、結局政治家であり、その政治家の背景にいる国
民でもある。

  麻生さんの就任挨拶を聞いていたら、やはり祖父、吉田 茂のことに触
れた。 私はやっぱりなあと思った。 所詮、安倍晋三が岸の孫だと言いふ
らしたのと同じだ。 本人にとっては、存在のすべてが吉田の孫ということに
尽きるのだろう。 官僚が利害調整をうまくこなすだけで、国が運営出来た
時代は、国民も本気で政治家をあてにしていないのだから有名人の孫や子
供という程度で偉くなっても問題がなかった。 しかし今日のように、戦後の
仕組みがうまく機能せず、官僚も過去の成功体験しか持ち合わせず、新し
い課題に有効な手立てが打てなくなった時代は、そうはいかない。 育ちの
良さなどどうでもいい。 日本の社会を大改革できる政治家を渇望している
と私は思う。 麻生太郎も吉田の吉の字も出さず、俺は俺と言うくらいなら、
まだ骨を少しくらい感じたと思うが、演壇の中心に据えてエピソードを話し出
した瞬間にやはり、程度は安倍と同じだなと私は断じた。 それにしても沈
没船のねずみじゃないのだから、安倍といえばワアーと安倍、福田といえば
ソレーと福田、麻生といえば俺も俺もと麻生。 まさに自民党の何たるかを
見る思いだ。

 はたして総選挙はいつになるのか。 11月始めか、中間くらいだろうか。
国民もこの選挙はこれまで以上に関心が高い気がする。 この選挙が二大
政党制の定着の選挙になって、政権が何年かごとに交代出来る政治体制
になればうれしいことだ。 ある意味でここまで来るのに20年の時間が過ぎ
ている。 ただ心配なのは野党にいる民主党は二大政党制の仕組みの大
切さをよく知っているが、与党に居続けることにしか政治の意味を見出せな
い自民党は、二大政党制を定着させる力があるだろうか。 むしろ、自民党
は野党になった瞬間に消滅してしまうのではないか。 我々のように野党で
10年がんばれる信念をもった政治家がどれだけいるのか。 所詮与党に
しかいられない連中の集まりだから気になってしまう。 まあ人様のことなの
で余計なことなのだが・・・。 いよいよ審判の時、決着をつけるときが近づ
いた。

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