安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

「麻生首相の手記」

 「私は決断した。 わが自民党の政策を小沢代表にぶつけ、国民に信
を問おうと思う。 強い政治を取り戻す発射台として、まず国民の審判を
仰ぐのが最初の使命だと思う。」 この文章は、文芸春秋に寄稿した麻
生総理の論文だ。 この論文を読めば総理は、まもなく解散するのだろ
うとだれもが思うはずだ。 しかしこれまで総理は予算委員会などで、我
々の質問に対して、「選挙」 のことを考えたことは一度もない。 今はむ
しろ景気対策だと言い放っていた。 この文書は 首相の発言は嘘であ
ったという明らかな証明である。 もしかしたら、その直後に党で行った
世論調査の結果が思わしくないから論文の中身とは逆のことを言い続
けてきたのだろうか。 手記で決断したと書いておいて、国会では解散
なんて考えたこともないというのはいかにも矛盾ではないか。 総理就
任直後に寄稿したこの論文には責任がある。 
 この論文ではさらに首相は、今の内閣が仮免許内閣であることを認めて
おり、総選挙をやり、国民の審判がないと強い政治は出来ないと断じて
いる。 歯切れ良くカッコいい。 ところが現実の国会対応はどうかという
とこれとは真逆だ。 逃げ腰で、臆病風を吹かせていて景気対策を前面
に出してもっともらしいことを言っているが、本音は、選挙が恐ろしい。 
負けるのが恐くて一日でも選挙を先に延ばしたいと言う状況だ。 はたし
てどちらが麻生太郎なのだろうか。 予想外に自民党の総裁選挙がスベッ
てしまい国民の支持が得られず、シラケた興業になり、結果として内閣支
持率も、選挙の世論調査もいい結果が出なかった。 だから、大見栄を
切って論文を寄稿した内容通りにやれなくなってしまったということではな
いか。 
 つまり景気だとか何だかんだ言ってひたすら延命して、私利私欲で、国
民の審判を避けているだけだ。 それにしても、この論文の勢いはどこ
にいったのか。 逃げるだけの内閣に大きな仕事は出来ないとこの論
文には書いてある。 その通りだ。麻生太郎首相にはぜひ自分の書い
た通りに行動してもらいたいものだ。 そうでないと言行不一致となり子
供の教育によくない。


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