安住淳が斬る!

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 「夜の男麻生太郎」

このところ麻生首相の夜の会合が話題となっている。 首相もこの話に
なると若い記者相手にむきになっている。 政治家の夜は忙しい。 首相
に限らず、幹部になれば会合のトリプルブッキングも当たり前だ。 だから
料亭の渡り歩きも出てくる。 民主党の議員は、野党のこともあってそう
派手な夜日程をこなす議員は少なくないが、与党の幹部となれば、連日
の座敷持ちだろう。
政治家には二つのタイプがいる。第一のタイプはこの会合を仕方なくいや
いやこなす政治家である。 二つ目のタイプは、この夜会合が楽しくて昼間
以上に元気になる政治家である。 第一タイプの政治家の典型が民主党の
岡田克也副代表であり、二つ目のタイプの典型が麻生太郎首相だと思う。
岡田さんは夜の会合も質素でシンプルである。 多くの会合は出席者がそ
の場で金を出すいわゆるワリカン会合だ。夜の9時を過ぎれば自宅に戻りた
がる。 自宅に戻って勉強をするのがすきなのだ。 一方、第二のタイプの
代表である麻生氏は夜も9時以降が一日のメインである。 重なる日程をこ
なして、いよいよここからがプライベートでの飲み会となる。 だから首相に
なっても夜9時以降は気の休まるバーなどに寄り道をして帰る。 自宅で勉
強したり本を読むといった習性はない。 どちらかといえば明るく楽しくパァー
とやりたい方だ。
 だから首相になっても夜は早く自宅に帰りたくないのだろう。 たぶん
本人からすればそれでも銀座や六本木のクラブに行かずに、自制して
やっているのになぜ批判されるのかと思っているのだろう。
麻生さんは、首相になっても遊びなれたJCの理事長時代の気分が抜け
ず夜な夜な会合を繰り返している。 別に悪いわけではない。 麻生氏が
金持ちのボンボンで庶民離れしていることは事実であり今更これにどうの
こうのはない。 ただ、日曜日にスーパーを視察してスパゲッティーを取り
上げて「高くなったねぇ」なんて言って、そのあとタクシーの運転手さんと知
たり顔をして景気の話をする。 その視察の後に帝国ホテルに行って側近
と食事をして一日を終えることに国民はしらじらしさを感じているのだ。
つまり麻生さんのパフォーマンスは国民に見透かされていていいパフォー
マーになっていないということだ。 このことを若い記者につつかれて本人
はむきになって、ホテルは高くないとか、ホテルは安全で安心だと言い訳
をしてメディアにおもしろく取り上げられている。 私はむしろ、堂々と「オレ
にはお金もあるし少々高いが昔からホテルのレストランを利用しています。」
と答えればいい。 そして、庶民の暮らしをだしにパフォーマンスなんかやら
ない方が首相としていいと思うがどうだろうか。 らしさをなくしたらいよいよ
終わりである。

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