安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

「 アメリカの変革」

 国民の選挙を通じ危機的な国家の状況に変化をもたらしたアメリカ。
片や、選挙を避けて逃げまわり、政治の停滞が続く日本。 明暗がはっきり
とした11月4日となった。  
 金融危機とイラク危機。 アメリカは内外ともに行き詰まり、100年に一度
とも言える困難な状況に追い込まれている。 こうした中で行われた大統領
選挙は、大勢の国民が投票所に足を運んで一票を投じた。 それは自らの
一票で、行き詰まった国家の状況を変えたかったからだろう。 バラク・オバ
マは変化の象徴そのものである。 私と同学年の47才。上院議員をわずか
一期2年半での大統領選挙への挑戦。 さらに黒人であり、いわゆる富裕
層の出身ではない。 しかしアメリカ国民は、この青年政治家の異色なキャ
リアを変化の旗印とした。 
 これまで20年間、5回の大統領選挙はブッシュ家かクリントン家のいずれ
かが候補者となり、日本同様に世襲同族選挙が続いた。 金融工学の発展
で、経済成長が軌道に乗って豊かさを享受出来た安定した時代が運良く続き、
2つの家が政治の象徴となった。 しかし、アメリカ国民は直感的に、ブッシュ
とクリントンの時代は終わりだと判断した。 そこから始まった大統領選挙だ
からこそ、新人のオバマが頭角を表すチャンスがうまれた。
 歴史を変える大きなターニングポイントとして、アメリカでは選挙が行われる。 
選挙によって国民は忌まわしいブッシュの時代の失政を過去のものとして、
未来を新大統領オバマに託したといえる。
 それに対して日本はどうか。 本当なら同時に変わるべき時に、旧体制の
自民党政権に居座り続けている。 国民の一票の権利を封殺してまでの居
座りだ。 変革が必要なのはむしろ日本である。 旧体制にしがみつき、
国民の審判を避けて逃げ続ける政権に明日を作ることは出来ないのだ。 
ドラスティックな変革こそが国家の危機を救うという教訓を日本は学ぶべきだ。

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