安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

『ついでに経団連も廃止しては』

武藤総裁候補を今回否決した。 つまり不同意である。 理由はさまざまあるが、
私なりに言うと、行き過ぎた官僚中心政治の象徴的な人事だからこそ、総裁は
財務省次官経験者でない人がいいということだ。 これまで、日銀のトップは、
日銀生え抜きと財務省で交代交代やってきた。 それを当然だと思う風土が日
本の根底にはあるかもしれない。 特にそうした秩序については、普段天下り
にうるさいマスコミでも容認論がある。 しかし、そうした風潮が行き過ぎた官僚
中心社会を作ってしまった。 いまどき、世界の中央銀行のトップ人事を見ても、
50代のバリバリの現役が多い。 財務省出身の中央銀行のトップはフランスぐ
らいである。 それは何故かというと、金融の世界の専門性が思った以上に進
み、尚かつ、世界的視野が必要になったためだ。 だから、大物次官の天下り
の単なる権威付けポストではもはやないのである。 それなのに日本では今回
も、旧態依然の対応で、前任は日銀出身だから今度は財務省からという発想
から抜け出せないでいる。 だから、我々は不同意にしたのである。 銀行業界
は建設業界以上に内向きな談合体質がある。 武藤氏を不同意にしたら、マス
コミを使って民主党を一斉に批判しているのを見ても、財務省の手がまわって
いるのがよくわかる。 財界も残念ながらそうだ。

書きついでだから言及するが、そもそも、経団連などという経済界の横並び談
合団体は世界にはない。 世界を相手に戦っている日本企業のトップ達が、横
並び体質や談合体質を持っているのは情けない限りだ。 政府のやることに対
しても、ほとんど批判をせずに、ただただ追認するだけの御用団体である。 世
界を相手に戦うのならもう、経団連などに寄り集まるのは止めて、各社とも一人
立ちしたらどうだろうか。 強い企業や強いリーダーは、群れから離れるものだ。
経団連なるものの廃止も日本の改革には必要だと私は思うのだが。




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