安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

「天下の愚策」

 結局、2兆円の給付金問題は政府与党内でようやく決着したと思ったら、
こんどは、すべて地方任せとなった。 形容する言葉がないくらい呆れはて
る結果となった。 まさに 「天下の愚策」 である。公明党主導のバラマキ
は地域振興券以来であり、あのときの失敗の教訓が何ら生かされていない。 
公金をバラまいても経済はよくならないし、将来への投資にもならない。 
これは生きた金の使い方にはならないということだ。
 それにしても日本人は賢明だ。 各局の世論調査でも60%以上の人々が
この政策を評価していない。 今、我が国がおかれている財政状況などをよ
く理解して、給付金に厳しい視線を浴びせている。 選挙目当てのバラマキ、
そこに卑しさを感じているのではなかろうか。
 以前、大蔵省OBに伺ったことがあるが、昭和の三大バカ査定というのが
あるそうだ。 確か、戦艦大和と青函トンネルと本四架橋だった気がする。 
これは主計局では若い主計官への戒めとして無駄な公共事業の典型とし
て語られてきた。 
 今、平成の世になって20年。 現時点で平成の三大バカ査定を選ぶなら、
間違いなく地域振興券とこの定額給付金は入るであろう。 あとのひとつは
それぞれ考えてもらえばいい。 よくもまあこれ程愚かしいことを何度も繰り
返すものだ。

 それにしても麻生首相のあっちにフラフラこっちにフラフラ、それに対応し
ての与党政権内部のフラフラを見ていると、この人達に国を任せていたら大
変なことになってしまうと思うのは私ばかりではなかろう。
 二次補正もあれだけ、政局より景気なんて言ったくせに、結局、この国会の
提出をあきらめて、これから2ヶ月以上、棚ざらしにすることになる。 迅速性
なんて言っているが、やっていることはこの真逆である。 要はボロボロ矛盾
が出てどうにもならないから国会を閉じるということであろう。 情けないのひ
と言だ。 

 来年一月に招集される国会は、このままでは冒頭から大荒れになる。 
今度の臨時国会の10倍は激しく厳しくやる。 当事者の私が言うのだから間
違いない。 冒頭からいわゆる給付金政局になる。
麻生首相はねじれ国会の凄まじさを否応なく知ることになるだろう。

 11月17日21:00~TVタックルに出演いたします。

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