安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

『 麻生延命選挙先送り 』 

 27日来年度予算案が衆議院を通過した。 憲法の規定にもとずき30日
以内にこの予算案は成立することになる。 この予算案は、従来型の公
共事業がそのまま盛り込まれていたり、せっかく一般財源化した道路財
源をほとんど道路建設に充当するなどとても納得できるものではない。 
しかし、未曾有の経済危機と国民生活の維持のためには年度内成立を
あえて妨げない決断をした。 関連法案についても反対であり容認でき
ないが、しかし無用な引き延ばしはしない。 違いは違いとして、明確に
したうえで国民に信を問えばいい。
 菅代表代行を中心に論客を揃えて臨んだ予算委員会だったか十分な
戦果を上がることができたと思っている。 舞台は参議院に移るがさらに
攻勢を強めていきたい。
 麻生さんもワシントンから帰国して、ひと息だろう。 いよいよ3月になる。 
4月以降の政治状況の先読みを政界関係者はそれぞれし始めた。 最近
政府から聞こえてくるのは、どうも4月解散ではなくて麻生延命選挙先送り
説だ。
 4月以降、予算成立後の政治日程に隙間を作らず外交日程を入れたり、
大規模な補正予算を編成するなど6月の会期末までびっしりと日程を組み
込んでいく作戦のようだ。 現に日ロ首脳会談や日中、日韓の会談のセット
も行っているようだし、補正予算についても各省に景気浮揚のいい案を出
すようにせっついているようだ。
 麻生サイドから見れば正面の民主党と背後の反麻生グループの挟み撃
ち状況をしのぐには、とにかく政局が入り込む余地がない政治日程が必要
なのだ。 もちろん麻生サイドが考えるようにいくかどうかはわからないが、
このことで一つだけはっきりしたことがある。
 それは、麻生さんは自分から辞める選択肢は持っていないことだ。 どん
なに支持率が落ちても総辞職の考えはないということだけは明確になった
気がする。
 こうなると首相は意外と強い。 自民党で麻生おろしを画策してもどうにも
ならない。 三木さんだって、当時の田中・大平・福田が組んでも引きずり降
ろせなかった。 同じことが起きるかもしれない。 麻生氏の日程作りにかけ
る執念に往時の三木武夫首相を見る思いだ。

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