安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

「 しっかりしろ自民党 」

 プロ野球で、低迷期にあった阪神タイガースは、成績不振の打開策
としてよく外国人選手を高い金で連れてきて4番にすえた。 しかし、そ
のたびに期待を裏切られた。 阪神はその人気に甘え、フロント内部
の改革を怠り、若手選手の発掘や育成に力を注がずその場しのぎで
チームを編成して毎年のシーズンに臨んだ。 結果は、万年最下位。
長期低迷は20年も続くことになった。 
 今週の自民党の東国原知事の擁立劇を見ていて私は低迷期の阪
神タイガースと同じことをしているなと思った。 半世紀も政権を担って
きた自民党のやることではない。 タレント知事の人気にあやかって直
前の総選挙を乗り切ろうなんて情けないの一言だ。
 あの知事も 「自民党さんからオファーがきたから話しているんで、ま
だ民主党からはありません」なんてテレビで得意げに話していた。まる
で、お笑い番組の出演以来を受けているのと同じ感覚らしい。
 こんなことが、まともにテレビで取上げられるくらい政治不信が深刻
だともいえるが、しかし、「自民党さん」と、政党に 「さん」 を付けて呼
ぶような方に 「自分を総裁候補にしろ」 と言われて自民党は黙って
いるのだろうか。これは自民党の矜持の問題だ。
 
 日本の政治もようやく二大政党制に近づいてきた。 自民党と民主党
がマニフェストを出し合って政権を競い合うことで政治の質的変化を起
こして官僚政治から本当の意味での政党政治を確立する絶好のチャン
スが来たと思っている。 だから、自民党もしっかりしてもらわなくては困
るのだ。政策は官僚任せ、人材は手っ取り早い世襲候補。 そんなこと
ばかりでしのいで来たから追い詰められたのではないのか。  まさに、
あの時代の阪神と同じだ。
 あえて申し上げる。 「情けないぞ自民党、もっとしっかりしろ」 と。
マスコミの中にも小泉劇場のようにテレビで面白おかしくやれば視聴率
の数字が取れると思っている輩がいるかもしれない。 そのことも含めて
この問題は国民の成熟度や政治的レベル、さらにはマスコミの良識も
問われているのかも知れない。

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