安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

 「 吉田ドクトリン 」


 国会は今日で閉会した。 わずか40日の期間だったが、何故か3ヶ月
も4ヶ月もやっていたような気持ちだ。 私も与党の常任委員長として質疑
や法案の処理をしたが、これまでにないエネルギーの使い方であった。 特
に沖縄の普天間基地の問題は時期が時期だし状況が状況だから厳しい質
疑となった。 しかしこれまでのような官僚が答弁をするのではなくて、大臣
や副大臣がすべて答弁することにしたのは意義のあることだった。 官僚の
答弁がないと多少アバウトな質疑になるところもあるが、それでも政治家同
士のやりとりは迫力が違う。 これからも、お互い答弁力と質問力を磨いて真
に脱官僚政治を実現したいものだ。
 ところで、委員会での中心の話題であった日米関係と沖縄の基地問題は
これから年末年始にむけて大きなヤマ場を迎える。 私は、わが国の安全保
障に対して基本的には、吉田ドクトリンを踏襲すべきだと思っている。 つまり
現行憲法の枠内で防衛力を整備し、そして足らざるぶんを安保条約でアメリカ
にサポートしてもらうのが一番良いと思っている。 わが国が現在守られている
のは、日米安保条約が存在するからだ。 多少のことがあっても今、日本が極
東の中で、安心と安定を確保できているのは、アメリカの軍事力によるところが
大きいのはまぎれもない事実だ。
 そして、この政策をとれたからこそ、戦後経済に力点を置いて国民生活を向
上させる国作りをすることが出来た。 私はこの吉田ドクトリンは今も有効であ
るし、これからも堅持すべきだと思っている。
 もちろん沖縄の大きな負担軽減は重要だ。 このことに全力をあげるのは、も
ちろんのことだ。しかし、日米の大きな枠組みに亀裂が入りわが国の大方針が
ぶれてしまえば別の意味で危機的状況になる。 だからこそこの普天間の問題
を大局的見地から判断する必要があると思っている。 政権交代から100日。 
この政府が安定飛行に入るには外交安保政策の落ち着きが不可欠だと思う。 



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