安住淳が斬る!

「安住淳が斬る!」では現在の政治情勢を皆様にリアルタイムでお伝えいたします。

『解散のすすめ』

木曜日の産経新聞に塩川元財務大臣がコラムを寄せていた。 内容は、
後期高齢者医療制度のこと。 「私は、戦後から今日86才を迎えるまで、
懸命に生きて社会に貢献してきた。 しかし、この制度で、その人生を否
定された気がしてならない。 75才以上は、邪魔なのか。」と怒りを記して
いた。 塩川大臣が自民党を痛烈に批判し、「首相は庶民の生活が分かっ
ていない」とまで断じるのは余程のことだ。 最近になって分かったことだが、
患者の終末期医療について予め患者や家族と話し合いをして、それを文書
化していれば、医師側に診療報酬として、2千円が入ることになるという。
これは延命治療をしないなど、人間の尊厳に関わることなので、議論は必至
であろう。 やはり、財政上の都合ばかりを優先して、お年寄りへの思いやり
や人情を無視した政策決定をしたからこそ、ほころびがあふれ出したのだ。
この法律は、郵政解散で圧勝した小泉元首相のもとで、野党の反対も無視
して2年程前に成立した。 当時は我々の警鐘もマスコミは一切取り上げず、
無視していたのが残念でならなかった。 たぶん、そのときの罪滅ぼしとして、
今いろいろと報道しているのだろうから、大目に見てもいい。 つまりこの制
度も300議席の傲りが作ったものであると思えて仕方がない。

ところで最近、政治がまったく動かない、機能していないと多方面から不満が
寄せられる。 それは事実であり、人によってはねじれが悪いと指摘する。
しかし、私が現場でやっていて、一番感じるのは、たぶん与党は3分の2とい
う数を持っているから本当の知恵を出そうとしないし、安直な発想から抜けよ
うとしていないと思う。 これがもし3分の2を衆議院で持っていなかったら、本
気になって野党との協議をあらゆる面でやっていたことだろう。 ということは、
結論から言うと、与党の3分の2の議席が政治停滞の最大の原因ということに
なる。 道路特定財源の一般財源化も協議会がいよいよ始まるが、やはり、3
分の2の可決を視野に入れている与党側に歩み寄る気配がない。 それから
言えば、停滞する政治を動かす一番は解散総選挙であろう。 選挙から逃げ
続ける首相と与党には、たぶん世の中を動かすエネルギーがない。 私は、
日本の政治を動かす為にも解散をすすめる。


◇◇安住淳のTV出演のお知らせ◇◇      
     TV朝日『ビートたけしのTVタックル』 
     2008年4月21日(月)21:00~ 

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